隣に眠る一騎を、嬉しそうに見つめる。

髪をかきあげ、額に口唇を落とした。


「ありがとう、一騎」

「礼なんて言わないでくれよ」


一騎がうっすらと目を開けた。


起こしたか?と心配そうに聞く総士に、軽く首を振ることで答えた。


「それだったら、俺だってありがとうだ」

「一騎...」


にっこりと微笑む一騎を腕の中に納めた。


「じゃあ、また...いいか?」

「〜っ!」


熱っぽく囁かれた言の葉に、一騎は肩を竦めた。


目を総士のほうに移すと
―例えるとするならば犬のような―目で見返された。


「また、今度。いつか...な」



今は曖昧にしか答えられないけど。

それでも、笑ってくれる総士が俺は大好きだ。


 
                        <END>


                2007.XX.?? 作成

                2007.05.11 掲載


「可愛いあの子を抱くまでの6ステップ//
 7.アフターケアも忘れずに」








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